VOICE
潤生園を選んだ理由や日々の仕事・生活について先輩に聞きました
加藤奈津美さん・杉山小百合さん
子育てしながら働く看護師経験者に適した職場です
在宅看護部(ショートステイ)看護師(加藤奈津美さん)
在宅看護部(訪問看護)看護師(杉山小百合さん)
病院から転職し訪問看護師へ(加藤さん)
結婚しても生活と両立して働ける職場ということで、病院を退職し住まいの近隣で規模の大きい施設を探して潤生園に出会いました。今年で20年ほど経ちます。
訪問看護の仕事は病院と環境が違いますし、だいぶ不安もあったのですが、先輩に一から教えていただいて仕事に臨みました。現場に行ってわからないことがあれば、介護士さんや先輩に相談したり、主治医の先生に確認をとったり、最初のうちは電話してばかりでしたね。訪問先の地理も覚えなくてはならず、とにかく大変でした。
でも最初の一年間で貴重な経験をたくさんさせてもらい度胸がつきました。この基礎がなかったら、今の私はいないかもしれません。
その後、特養の看護師を担当した後は、さまざまな持ち場を経験し、現在は在宅看護部の一員としてショートステイをメインに担当しています。
実は、子育てを機に一度退職したのですが、子育てしながら働くならやっぱり潤生園。お願いをして再就職した経緯があります。現在は8時半出勤で、18時くらいには家に帰宅。中2と小5の子どもはもうだいぶ手が離れてきました。ショートステイも24時間動いているので、月に半分くらいはオンコール(緊急電話)を担当し、夜何かあれば駆けつける、という体制で働いています。
お休みは不定期で、月9日。でも土日どちらか休みになるように配慮していただいています。
子育てへの理解と協力に助けられています(杉山さん)
私も病院での勤務を経て退職し、次の職場を探している中でご縁があって潤生園へ転職しました。現在4年目になります。れんげの里だけでもデイサービス、ショートステイ、訪問看護、訪問介護といろいろな部門が入っていて、連携のとりやすさやケアの厚み、幅広さに魅力を感じます。
現在は6歳と4歳の子どもを育てながら、訪問看護師としてパートタイムで勤務しています。
朝起きたらご飯の支度や家事をして、上の子を小学校に送り出し、下の子を保育園に送って、始業に間に合うように出勤。勤務は8:30から16:30まで、土日祝日も休みにしていただいて。
私以外の先輩看護師さんたちが子育て卒業組の世代の方々なので、病院に連れて行く時や保育園の行事が入って午前中だけお休みしたい、などといった子育て期特有の事情にも理解が深く、融通を利かせていただけ、本当に助かっています。
事業所全体で利用者さんをケアする柔軟な環境(加藤さん)
ショートステイは、自宅で暮らしながら短期間利用する宿泊施設ですが、施設への入所待ちなどで長期滞在なさっている医療依存度の高いご利用者もいらっしゃり、医師の先生とも密接に連携してチームでご利用者のケアを担当しています。
ショートステイの入っているれんげの里には、訪問看護ステーションもあり、要請があれば訪問看護に出向くこともあります。ショートステイ担当の看護師が事業所を跨いで訪問看護も担う、というのはめずらしい例かなと思いますが、ショートステイのご利用者のお家での生活状況がわかったり、ご家族の思いを察することが出来たり、多角的な視点で暮らし全体を支えられるメリットがあるんです。
事業所全体で補い合いながらご利用者をケアする柔軟な体制は、潤生園らしい点だなと感じます。
ご本人やご家族に寄り添ったケアが訪問看護の仕事の魅力(杉山さん)
病院在勤時と今、同じ看護師の仕事でもかなり違いがあります。病院は「治療」を目的としていますから、医師の指揮でその目標に向かい、看護師はサポート役。
一方在宅ケアでは、ご利用者の生活を支える現場を看護師が担います。
ご自宅に一人で訪問し、判断するのも看護師。でも悩んだ時には先生や同僚、ケアマネ、ヘルパー等と即座に連携を取りながらケアを提供できる心強い体制が待っている。そんな職場です。
何よりも、ご本人やご家族の意思や思いに寄り添ったケアができることが訪問看護の仕事の魅力、楽しさですね。相手の気持ちになって考える想像力があり、人と関わるのが好きな人が向くのではないかと思います。
子どものことを優先しながら無理なく続けていける環境もあり、子育てを機に病院を退職した看護師の転職先としておすすめできる職場。明るく元気な仲間を待っています。