VOICE
潤生園を選んだ理由や日々の仕事・生活について先輩に聞きました
吉田ヒロさん
83歳、最高齢の介護スタッフ、働くことそのものが喜びです。
特別養護老人ホーム潤生園
介護スタッフ
83歳、最高齢の介護スタッフ
仕事は食事介護を主にやっています。
以前は長く、産婦人科で助手をしていました。少しブランクが空いた後、潤生園のデイサービスで求人があって、採用していただいたんです。
私の仕事は7時出勤。朝は4時に起きます。ご飯を食べて、身の周りを片付けて、6時過ぎの電車に乗って通勤しています。駅までは自転車ですよ。
仕事は朝食のお手伝いで、10時には終わります。仕事から上がると家に帰ってお風呂に入って少し休んで、夕飯の支度、規則正しく生活しています。
休みの日は買い物に行ったり、近くにいる親戚のところにおしゃべりにいったり。家にいるとやっぱり鬱々としてしまいますよね、外に出るのが元気の秘訣です。
仕事場で大切なのは、思いやりと「和」
私は母の晩年のお世話をした経験があるんです。車で行って、お風呂に入れて、お洗濯してお布団干して、湯たんぽを入れて帰ってくる。そんな生活を1年半くらいやっていました。
介護の仕事に入って、それまでの赤ちゃんと元気なお母さんとは全く違って、最初は戸惑いましたが、母のことを思えば、同じように面倒を見てあげたいという気持ちがでてきて。
今は楽しいですよ。それに、仕事でやっていることですから、笑顔でなければやっている意味がないとも思いますね。
職場のみなさんは、とてもやさしいです。
先輩はみんな年下ですが、しっかり指導してくださいます。最初は「これをちゃんと覚えて!」と怒られて落ち込んだりもしましたが、逆にその言葉で意欲が湧いてきた部分もありました。
職場で大事な「和」。そして、職員間にも相手への思いやり、やさしさがあるのが、潤生園のよさだなと思います。
働くことそのものが喜び
身の回りには、私より若いのに「介護の仕事はキツいんでしょ」とか「もう職がないわよ」といって家にいる人も多いんです。一度そう思い込まれてしまうとどうしようもない。
でもね、元気なら働かないともったいないです。一歩を勇気を持って踏み出してみて、って言いたいですね。
働く場があるということ、求められるというのは幸せなことです。
お世話をしていて、ありがとうね、って言ってくれることがとてもうれしい。
反対にありがとうって言うようですよ。