潤生園 RECRUIT 2021

VOICE潤生園を選んだ理由や日々の仕事・生活について先輩に聞きました

秋山恭子さん

秋山恭子さん
地域包括支援センターさくらい 相談員
社会福祉士・介護福祉士

通信教育で資格を取得し介護の現場へ

出身は音楽大学の声楽科です。いくつかの仕事を経て結婚して出産し、数年前に離婚をし、身を立てていくために仕事を考えるという転機が訪れました。
その頃、父がALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病にかかってずっと療養施設でお世話になっていました。また祖母がアルツハイマー型の認知症になったり、病気になった友人から「相談員さんにお世話になっている」という話を聞いたり。
介護や相談援助が比較的身近にある環境の中、私も相談を通じて誰かのお手伝いができたら、と自然に思うようになったのが、この仕事に就くきっかけでした。

資格取得のため通信の専門学校で学び、実習先として見つけたのが多様な事業を展開している潤生園でした。
受け入れていただいた1ヶ月の実習期間では、ありとあらゆる職種を巡り、高齢者と関わる中にはどんな仕事があるかを大づかみに知ることができました。
社会福祉士を目指しながら介護の現場を何も知らなかった私を、どこの事業所でもとても温かく迎えてくださり、実習後にはぜひ働いて欲しいと言っていただき、潤生園でお世話になりたい、と心を決めたのが4年前のことです。

「心の声」に耳をかたむけ
聞かせていただける存在でいること

最初の職場はデイサービスでした。ご利用者が施設にいる時間はできるだけ楽しく心穏やかにと心がけながら、みんなが動いています。
たとえば、なにげない雑談をする時も、お耳が遠い方ならどちら側から話せば聞き取りやすいか、話す速度、声の大きさなどにも気を配ります。
ひ孫ちゃんが生まれたと伺えば「そろそろハイハイするようになりました?」なんて聞いてみたり、どこか痛かった、なんて話を聞けば、最近どうですか?と声がけをして様子をたしかめたりもします。
そのうち、ちょっと聞いてよ、実はね、と相談を持ちかけられたり、寝る前の静かな時間が怖いのよ、なんていう悩みを聞かせていただくこともありました。

お一人おひとりとしっかりコミュニケーションをとり、その方自身について知った上でケアをすること。
その人の「心の声」に耳をかたむける、聞かせていただける存在でいること。
デイサービスでの経験はいまの仕事に確実に生かされていますね。

耳を傾けるということで言えば、私自身も、子供が小さい時期は、学校への送り出しをしたいと職場に相談し、始業時間を遅めてもらっていました。
父の容態が悪くなり、母もずっと病院に泊まり込んでいるというような状態になったときには半日勤務体制をとらせてくれ、おかげで後悔少なく父を見送ることができたと感謝しています。
何かあった時、相談できる。
支え合うスタンスは、潤生園ではスタッフ相互にも徹底していると感じます。

目標だった相談員の仕事へ。知識や経験を積み重ねる毎日です。

半年前に異動となり、現在は目標としていた相談の仕事に就いています。
相談職は、ご利用者ご本人とご家族はもちろん、潤生園内部の関連部署、役所などたくさんの方と関わる仕事です。必要とされる知識も経験も、これまでとは桁違い。 実際に仕事に就いて初めて知る難しさに直面しつつ、やりがいを感じながらさまざまな相談に向かい合っています。
若い頃人間関係で悩んだ時、母から「一つの物事を多角的にみる」ことを教わりました。
今は頼りになる先輩たちが、多角的な視点を与えてくれていると感じます。
今の目標は法律関係などの専門知識を増やし、経験を積み、ご利用者やご家族が納得できる方向性を見出すためのサポートができるようになること。
その上で、ふっと緊張をほぐしてあげられる、話しやすい相談職でいたいなと思います。